人見知りと聞くと、内気な性格の人を想像するが、周りには気づかれない人見知りから、生活に支障をきたす人見知りまで様々である。小さい頃は、家族や身近な人は大丈夫なのに、初対面の人や慣れてない人には恥ずかしがって話せなかったり、怖くて泣くといった経験がある人がほとんどだと思う。

赤ちゃんや小さな子供が人見知りするのは、防衛本能からくるものであり、大きくなるにつれ集団生活の中で、知らない人と接しても危険ではないと学んでいくのだ。では、人見知りになる原因とはどの様なものがあるのだろうか。

まずは過去のトラウマが原因していることがある。人間関係で失敗したり、友達に裏切られる、仲のいいグループだと思っていたのに自分がいない時、みんなで自分の悪口を言っていたなどの人間関係でショックを受け、トラウマになったことが原因である。また、コミュニケーションで、コンプレックスを抱えていて、どもったり赤面することを笑われたり馬鹿にされてから、コミュニケーションをとるのが怖くなったことが原因の時もある。

他にも、他人の評価が気になって、嫌われないかと、思ったことが言えない場合や、過去に騙されたり馬鹿にされた経験から、警戒心が強く中々人を信頼しない事が原因していることもある。原因は、人によって様々だが、多くはコミュニケーションに対するトラウマが原因である。また、自分に自信がない事も1つの原因なので、まずは自分の良い所を見つけたり、話すのが苦手なら聞き上手になるなどして、克服するのが必要である。