人との関わりが苦手なあなたへ

人間関係における悩みの内容は様々だが、人見知りが原因で上手くコミュニケーションを図れないという人もいるのではないだろうか。初対面の人物が相手だと、何を話せば良いのか分からない、恥ずかしくて喋ることができないなど、円滑な会話ができずにいることがある。しかしながら、人見知りは克服ができる問題でもあり、以前よりもスムーズに会話ができるようになったというケースも少なくない。

会話のポイントとして、まず共通点を見付け出すことを心掛けてみると良いだろう。人見知りの場合、相手との距離を感じることで会話をしづらい心理に陥っていることがある。その距離を埋めるべく、住んでいる場所や仕事、趣味など、何かしらの共通事項がないかを探し出し、そこから会話を発展させていくことで、スムーズなコミュニケーションを図りやすくなるはずだ。

あいづちを意識しつつ、相手の話す内容に会話の取っ掛かりを見付け出すのもポイントのひとつと言える。人見知りは、自分から会話を展開させることが難しいものだが、そんな時には相手側から話しをしてもらえるような状況づくりをすることも大切だ。相手が話しをしている時にもあいづちを打つことでそれが潤滑油となり、話し手がこちらに伝えたいことを、より引き出しやすくなる。そして相手の話す量が増えれば、聞いてみたいことや疑問に感じたことなどが見付かり、そこをきっかけに会話を繰り広げやすくなるだろう。

このように話し手が喋りやすい雰囲気づくりをするのも使える会話テクニックで、場数を踏むことで自身の苦手意識も薄れていくのではないだろうか。生まれ持っての性分もあるのでなかなか難しいこともあるが、様々なテクニックで人見知りを克服できるように努めよう。